ドライブ・旅行

袋田の滝の見どころと知らないと損する注意ポイント【茨城ドライブ】

私が、おすすめしたいスポットは茨城県久慈郡大子町にある袋田の滝(ふくろだのたき)です。季節によって、さまざまな表情を見せてくれ、とても癒されます。滝や自然が好きな人には、たまらない場所です。

そこで、袋田の滝に何度も行ったことがある私の体験談とともに見どころや注意すべきポイントをご紹介します。

袋田の滝に何度も行ってみたいと思うわけ

私が袋田の滝を知ったのは、はるか昔の話です。物心ついたときから親に「日本三名瀑の一つ」と言われて育ってきたために、いつの間にかその存在は知っていました。

小学校の遠足などでも行ったことがあり、家族、デートなどでも何度も行ったことがあります。茨城県人であるならば、行ったことはなくても、その存在は必ず知っていると思います。

袋田の滝には、親に連れて行ってもらったのが1回目のことです。小さい頃だったのですが、滝の迫力に圧倒された記憶がかすかに残っています。子どもですし、他の場所も知らなかったので、「この滝はすごい」と感激していたんだろうと思います。

その後は何回、行ったかわかりません。生まれて初めて「原付き」の免許を取り、バイクを手に入れたときは毎晩のように袋田の滝に通いました。何ということはないプチツーリングですが、目的地としても距離としても程よいところにあったので、通算では人生のなかで100回は軽く超えていると思います。

私は山登りも趣味で、よく出かけるのですが、自分の好きな茨城の山に「奥久慈男体山」と「生瀬富士」という山があります。

その山の近くに袋田の滝があるのです。山に登る前に寄るか、後にするかで、いつも悩みます。結局は登山後に立ち寄って、そこで、お土産を買って帰ることが常です。

紅葉の時期には、とても混んでいて無料駐車場はすぐにいっぱいになってしまいます。「どこに止めようかな」ていうのも悩みの一つではあります。混んでるときは駐車場から2kmほど歩かなければならないときもあるので。

私が何度も行ってみたいと思うわけは、袋田の滝がいろいろな表情を見せてくれるからです。別名「四度の滝」ともいわれ、四季折々の表情を見せることもさながら、昼間と夜でも違う顔を見せてくれます。

駐車場から歩く途中に「鮎の塩焼き」や「焼団子」、名産品の「りんご」など、それを食べながらダラダラと歩いていく行程も好きです。

こんなことを言うと人気度最下位の茨城に拍車をかけるようですが、茨城の北方面では入場無料で景観が楽しめる場所といえばここぐらいしかないので、その理由で選んだと言っても過言ではありません。

袋田の滝の見どころと注意するポイント

袋田の滝 紅葉

袋田の滝に訪れるときに気をつけたいことは、紅葉の時期は時間帯を選ばないと、とんでもない渋滞に巻き込まれます。無料の駐車場は先ず停められることはなく、仕方なく有料の駐車場に停めることになりそうです。

ただ、時間帯が早ければ無料の駐車場に止められます。だけど、有料でも500円で停められるので、そんなに懐は傷まないかなと思います。

おすすめとしては、最近は温暖化で見られることは少ないのですが、冬の寒い時期には滝が「全面結氷」(氷瀑)します。その時は見ごたえがあります。地元のクライマーがアイスクライミングをしている姿を見かけることもありました。

常磐高速の那珂インターをい降りて国道118号線を北上するわけですが。滝周辺に着くまでの渋滞は、ほとんどありません。だから、途中の道の駅やら農村風景などを楽しんで心の癒やしを求めるにはいい場所だと思います。

滝の近道としてトンネルがあるのですが、袋田の滝トンネルを通行するための料金(大人300円、子ども150円)が発生します。他で手に入れられる場所はないと思いますが、料金所自体の渋滞は特にありません。

あと料金がかかるとすれば。無料の駐車場に止められなかった場合の500円程度の駐車料金かと思います。

私が袋田の滝に行ったときに忘れずにおこなっていることは、当たり前のことですが滝まで行くことです。マイナスイオン降りしきる新緑も素敵ですし、紅葉の中に真っ白な滝が流れている様子も格別です。

また、時期によってはライトアップされている時もあり、そういうときの夜はなんとも言えず幻想的な雰囲気になります。そして、必ずするのは、「もと来たトンネルを戻らない」ということです。

帰り道(来るときもですが)には違うルートがありますので、そのルートから滝を見ながら下まで降りてくることが好きです。また、トンネルを奥まで進むとエレベーターがあり、滝を違う角度から見ることもおすすめです。

袋田の滝のライトアップとおすすめしたい人

上から見た袋田の滝

袋田の滝で目立つことは、年齢層が高いことでしょうか。なぜか若い人たちは少なくお年寄りが多いような気がします。

自分たちの若いころはデートスポットとして有名でした。けれども、最近は歩き回ったりせずに楽しめるところが増えきた分、なかなか「観光」や「見物」には不人気のようです。

ただ、ここのところは「ライトアップ」のような企画も盛り込んでおり、今までは昼しか楽しめないという欠点を補い、幻想的な夜を演出しているところは時代なんだろうと思います。ライトアップの時期は若い人もたくさんいますので。

袋田の滝は、日ごろの疲れに癒やしを求める人にはおすすめです。途中の国道118号線にも「こんにゃく関所」「舟納豆」などという物産店もありますし、秋の時期は「常陸秋蕎麦」というものも有名です。

ただし、それが万人受けするかというとそうでもないでしょう。おしゃれなカフェもないし、大きなショッピングモールがあるわけでもありませんし、行く道すがらも「おっ」と思える場所は正直ないです。

それでも「ただのんびりしたい」「ブラブラしたい」と思える人には楽しめる場所かと思います。

袋田の滝は、季節季節に違う顔を見せるので、それぞれの季節に来訪してほしいと思います。秋の紅葉の季節はそれはそれは見事で、袋田の滝の後ろにそびえる生瀬富士との風景は最高です。

また、登山が好きなのであれば、生瀬富士に登ると袋田の滝を上から見下ろせる場所にも行き着くことができます。普段は見られないような角度からの袋田の滝も見ものです。

そして、やはり自分の目で実際に見なければその進化はわからないということを強調したいです。ぜひ、一度、おこしください。

まとめ

私が何度も訪れたことがある袋田の滝の見どころや注意すべきポイントをご紹介しました。

季節ごとに色んな風景を見せてくれます。とくに紅葉の時期は混雑するため、駐車場を探すのに苦労するから気をつけてくださいね。

茨城県で、ドライブに行くのに、どこか自然が満喫できるところはないか、探している方は、ぜひ、一度、行ってもらいたいステキな場所です。